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  • 執筆者の写真ウレシカ整体

庵地焼旗野窯 登り窯復活から10年目の火入れを見学

昨日、FBで阿賀野市保田にある「登録商標 庵地焼 旗野窯」の七連房登り窯の火入れが行われているという情報を目にしました。(ちなみに当店ではこちらのコーヒーカップを使わせて頂き、お客様へお茶をお出ししております)

今回の火入れは登り窯復活から10年目、10回目の記念となる火入れだそうです。毎年、登り窯の火入れは年末から年始にかけて行われ、この窯で焼かれたものにはその年の干支の刻印が入るそうで年一回の特別なものだそうです。今年(正しくは去年、申年の分)を窯に入れて焼き上げるのだそうで、一目その登り窯の様子を見たいと思い、電話をすると快く見学の許可を頂けましたので「仕事が終わったらすぐに伺います!」と最後に伝え電話を切りました。

幸い、今日は早閉店の日なので、娘と妻にも見せてあげられると思い、妻に連絡すると「アタシはイイ(断るの方)」と即答。なので、周りの人に声をかけるも皆都合が合わず。。。しょうがない、独りで行くか。。。と閉店準備をしている所にお客様からの電話が鳴り、これから診て欲しいという事でしたので予約を受ける事に。「登り窯は寝ずに火入れをすると聞くし、先方にも遅くなるとは伝えてあるし、大丈夫だろう」

結局、仕事が終わり、家を出たのが20:00過ぎ、保田に着いたのは21:00、車を駐車していると、ひとりの女性が出迎えてくれて「なかなか、いらっしゃらないねぇ、と話してたところだったんですよ~」と優しく迎えてくれました。遅くなり大変申し訳ない気持でいっぱいでした。

登り窯の火入れは残念ながら19:00には終わっていて、今は窯を冷ます工程に入っていて、それでもまだ、窯の中は火が燃えているのでせっかくだから見て行かれますか?と登り窯まで案内してくださいました。

窯の周りはまだ熱く、近づくことも出来ない程に熱を帯びていました。この後まる二日間、ゆっくりと時間をかけて窯を冷ますそうです。

上の湯飲みは同じ窯で焼き上げたものでも、炎の当たり方で色の出方がまるで違いました。焼き上がりがとても楽しみです。

壁一面の薪、最初はこの二倍の量があり、一晩かけて窯の温度を1300度まで上げるために使用したそうです。家庭で使われる薪ストーブだったら3シーズン分くらいでしょうか?いや、もっとあるでしょうか?

窯を眺め、窯の音に耳を傾け、窯の呼吸を感じながら、、、

この窯で焼きあがる品物の話、旗野窯の歴史、陶芸を取り巻く環境、陶芸の未来、作り手の想い、三姉妹の楽しいエピソード、等々、沢山のお話しを聞かせて頂き、気づけば時計の針は日付をまたいでいました。

寝ずに窯の番をして大変お疲れだったでしょうに快く対応してくださった。旗野佳子さんに感謝いたします。ありがとうございました。焼き上がりの頃にまた、お伺いしたいと思います。今度は必ず日中に伺うようにいたします。本当にありがとうございました。

ちなみに当店では、ご要望があれば、こちらのコーヒーカップでお客様へお茶をお出ししております。気になった方はお申し付けください。

あくまでも民芸品にこだわり作りつづけられている庵地焼の品々。長年「用の美」を追求することで、それぞれが現在の形になったそうです。持ち手の形、口当たりへのこだわり、使った人だけが享受できる喜びがあります。

分かりにくいですが、湯気が真ん中に集まっているのが見えますでしょうか?この現象が起きる構造により、香りが強く感じられ、飲み物がより一層美味しく感じられる。これも庵地焼の隠れた機能の一つのようです。

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