CASE17 右肩周囲の疲労と痛み
30代女性 オーナーパティシエ
右首、右肩、右背中の痛み、違和感、重さ、ダルさ、
毎回、なんと表現してよいか分からない辛さを抱えて来店される
調理、営業、会計、企画、運営のすべてを一人でこなす
疲れが溜まらない理由はない
本人が感じる辛さは、右肩周囲に集中しているが
毎回全身、頭の先から足先までを診る、本人が気づいていない
体の歪みを徹底的に整えるためだ
ジェンガというゲームをご存じだろうか、木の積み木を交互に重ね
プレーヤーで順番に積み木を一つ抜いては最上段に重ねていくゲームだ
ゲームも後半になるとその積木は今にも倒れそうなほど、歪み、傾き、不安定になる
僕が体の重心の説明や歪み、傾きなどの説明をするときに、そのジェンガに
例えておこなう
どこが良い悪いではなく、何とか保っている状態なのだと。。。
出来るだけ下の方から重心の乗り方を合わせていくことで歪みを整えていく
どこがどう歪んでいたとか、どっちにどうとか、、、
そんな簡単に表現できるものではない
主訴から遠いところから始め、だんだんと主訴の芯に向かって寄って行き、
核となるところを突く
あらかた体の違和感は消え、最終的に残ったのが
「上を向くと背中が痛む」この一つの動作
この動作で痛みを感じる筋肉は「頭半棘筋」、頭部の伸展、頭部の側方屈曲させる筋肉だ
しかし、痛みを引き起こしている筋肉は他の場所にあり「小円筋」という筋肉だったので
小円筋の緊張を解くことで頭部の伸展、側方屈曲をしても痛みが出なくなった
このように、痛みを感じる筋肉と痛みを引き起こしている筋肉違うのである
肩が辛いからといって僧帽筋を揉んでも楽にならないのはそのためである
僕がお客様にセルフマッサージやストレッチを積極的に勧めないのは
こういった、痛みを感じる筋肉と痛みを引き起こしている筋肉が違うためである
セルフマッサージやストレッチをして、効果がなかっただけならまだいいが、
痛みの出ている筋肉を揉み過ぎたり、ストレッチで伸ばし過ぎたりして
最悪の場合、痛みが増したり、痛みの範囲が拡大する恐れがあるからだ
余談ではあるがこのパティシエの作るケーキは甘すぎず、とても体に優しい味がする、
そのおいしさのあまり、ついつい食べ過ぎても、胃もたれしないのが不思議だ
これからも自身の体を大切にし、いつまでもこの味を変えることなく作り続けて欲しい
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