娘と紙に描かれた迷路をしていた時の話です 対象年齢よりも上の少し複雑な迷路で遊んでいた彼女を見ていたら、 決まって同じところで行き詰まる、行き詰まるとまた、スタートに戻りやり直す、 そしてまた、同じところで行き詰まる。 行き詰まった所で引き返せばいいじゃないかと思いながらも、黙って見守る。 行き詰まってはスタートに戻り、を何度か繰り返し、やがて迷路遊びを止めた。 「行けなくなったら、戻っていいんだよ」と教えると 今度は「行って、戻って、別の道を行く」の繰り返しで迷路を真っ黒にしながらゴール。 自主的に次のページをめくって、また、真っ黒にしていた。 その時僕は 彼女の中で何か決められたルールがあったのか、 考え方の癖があったのか 考えの選択肢が少なかったのかもしれない と思った。 ・迷路の答えのように「綺麗な線でゴールまで行きたい」と思っていたのか ・行って戻ってはならないと思っていたのか ・他の道が見えてなかったのか なにはともあれ 「行き詰まったら戻っていいんだよ」 「失敗したら、別の道を選べはいいんだよ」ってことを教えたら 彼女が欲しかった結末に辿り着けた 僕は過去の経験から、ついつい、効率的な選択をし、失敗のリスクが少ない方法を選びがちになってしまい、新しい考えを素直に受け入れることが難しくなっていたりする 自分のやり方だけでは見つけることはできないかもしれない、 失敗したら別の方法を試してみるのもいいかもしれない、 自分の頭の中のやり方だけでは見つける事はできないかもしれない 小さな失敗をする勇気だったり、 新しい考えを受け入れる少しの勇気だったりが 「今までと違う結末を見せてくれる」のだと子供に教えられた 案外大人の方が勇気がないのかも
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