CASE7 顎関節症
40代 女性 会社員
整形外科では顎関節症と診断された。顎が外れ易く、口を開閉する際に真っ直ぐに動かず、左右にブレながら動くのだという。実際、開閉してもらうと…なるほど、確かにブレる。 肩、首の凝りも酷く、頭痛も頻繁にある。寝ている間に歯ぎしりもあるようで、目が覚めると頬が痛かったり、肩凝りがあったりするとの事。 1回目:骨盤から身体の上に向かって筋肉を弛緩させて行く、肩関節周囲、胸椎で大きくズレていた。頭頂部、乳様突起の位置からも頭部の歪みが生じている事がハッキリと解った。頭部、頚部をしっかりと合わせる事でようやく顎の矯正に入る事ができたが、ここまでで頂いた時間の殆どを使ってしまっていた。仰臥位で顎がの調整に入ったが頭部、頚部の調整が不十分だった事が解り、再度微調整。ようやく顎周りを整えて終了。顔の表情が柔らかくなり、開閉も真っ直ぐになった。 しかし、噛み合わせが変わってしまった。歯並びまでは変えられないのでどうしても歯の当たりは変わってしまう。顎が歪んでしまう原因の一つに歯並びが関係するかも知れない。歯並びが先か?肩頚のずれが先か?未だ答えは出ない。
今回のCaseの反省点は、頂いた時間の中で仕上げる事ができず時間をオーバーしてしまい、お客様にはご迷惑をおかけしてしまった。さらなる施術のスピード、精度の向上が今後の課題だ。