今朝はバタバタと忙しく、ゆっくりとコーヒーを飲むことも出来ずに家を出たので
お店でコーヒーを飲むことにしました
「そうだ、久しぶりにククサで飲もう」
ククサとは。。。「フィンランド北部ラップランドの人々に古くから伝わる木のカップ。 昔から北方民族のサーメ人が、使う人の幸せを願いながら ひとつひとつ丁寧に白樺のコブをくり抜いて作られ、蜜ろうによって美しく仕上げているので、使い込むほど味わいが増していきます。 また使う人によって表情が変わりますので愛着もわいて、 手放せないものとなっていきます。
こんなストーリーのある 道具 に心をくすぐられた僕は数年前にククサを購入したのでした
※ククサは贈られた人が幸せになるのであって、自分で購入しては意味がないと思う
久々にククサで飲むコーヒーは
ヤッパリ、不味い
どう不味いかって
まずは、コーヒーの香りよりも先にやってくる、木の香り
そして、カップに触れた唇に伝わる、渋み
そっと口に含むと、塗られていたクルミオイルと製造過程で含まれた塩がコーヒーと交じり合い
何とも言えぬ不味さが口いっぱいに広がり
行き場を失ったその香りは鼻の奥を突き抜け眉間にまで到達し
たまらず、含んだコーヒーをカップに戻してしまいたくなるほど
と言えば伝わるだろうか
こんなことってあるのか?何かの間違いか?と思い
恐る恐るもう一度、確かめるように飲んでも結果は変わらない
間違いなく不味いのだ
使い込むほどに。。。というが、とても使い続けられる代物ではない
贈られた人は長い年月をかけ、ククサと向き合い、手入れをしながら使い
お互いが少しづつ歩み寄り、なじんだ頃には幸せが訪れるのだろうか。。。
はたまた、ククサ以外の器で飲むものは何でもおいしく感じれるので幸せを感じれるということだろうか
ウレシカ整体で この、ククサで飲んでみたいという方はお申し付けください
陶器のカップでは味わえない貴重な体験をご提供いたします
あなたに幸せが訪れますように。。。