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執筆者の写真ウレシカ整体

胡蝶蘭

開店祝いに頂いてから早二ヶ月が経とうとしているが

この胡蝶蘭は一輪も落ちずにいる

今まで見てきたのはだいたい一か月半くらいから一輪づつ落ち始めるのだけれど

これはシワ一つない

もしや造花だったんじゃ。。。と疑ってしまうほどに見事だ

環境さえ合えば2ヶ月以上一輪も落ちずに持つそうだがそう簡単にはいかない

例えばおねえさんのいる飲み屋さんの開店祝いなんかでは大量に胡蝶蘭は飾られているが

おねえさんや店内はキラキラしていても、ああいった光の少ない店内では早く花を落としてしまう、やっぱり光合成ができないと早く傷んでしまうそうだ

植物がイキイキと咲くには光と水と空気が必要であり、自生していた環境に近づけることが一番いいのだがそう簡単にはいかないのが現実だ

当然その植物ごとに育ってきた環境が違うので一所で同じ管理ではどれかが調子を落とす

その時をしっかりとみつけ、場所のローテーションを行い、適切な処置を施す事が肝要だ

今回頂いた胡蝶蘭は株がしっかりしていたのと、たまたま環境が合った事で幸運なことに長く楽しめている

今日もお客様から

「スタッフ雇わないの?お弟子さん取らないの?独りじゃ大変でしょう?」

なんて心配して頂いたのですが

決まって「まあ、当面は独りでやっていこうと思ってます」と返しています

スタッフが増えるということはその人の人生に深く関わるという事であり、お互いがイキイキと仕事ができる環境を作らなければならないという責任が出てくるわけで、今の僕にはその覚悟が持てないので独りでいい、独りがいいんです

育てる環境が整ってなければ、また、育てる側の人間、当の本人、お互いの覚悟が決まってなければ、どんなに良い素質を持った人間でもダメになってしまうと思う。僕らの仕事の商品は施術者であり、施術者がお店の資産、財産なのでそれをダメにすることは決してあってはならないことだと思う

「植物を育てられない人間は人を育てることなんかできやしない」と

先輩に教えられたことを今日のお客様との会話のなかで思い出したのでここに残しておこうと思う

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