毎年、春になると「整体の個別レッスン」への問い合わせが増えるのですが、
今年はコロナの影響で仕事の在り方や働き方について考える時間ができたせいか、問い合わせ件数が例年より増えています。 よくある質問が「どれくらいやったらできるようになりますか?」「どういう技術を教えてもらえるのですか?」です。 答えるならば「体に対する基礎知識や経験がそれぞれ違うから、そのひとのペースに合わせて教える必要があるので、その人が【いつまでに、どうなりたい】かで教える事が変わります。」といった感じです。 「どれくらいやったらできるようになりますか?」という質問が出る方の多くは、
技術というものを何か、、、ゴールがあってそこへ向かうモノだと思っているようです。
しかし、現実はゴール何てなくて、どこまで行っても、この道が合っているか、道しるべみたいなものはあるけど、あなたと私の行先は違う。といったような感じです。(はぁ~?意味わかんねーよ!怒)っと思われても仕方ありませんね。 「どういう技術を教えてもらえますか?」という質問が出る方の多くは、
何か僕が必殺技や裏技を知っていて、それを教えてもらえる。と思っているようです。
しかし、現実は必殺技や裏技など無く、ただ地道に指先で体の反応を拾いながら進めていく、地味で映えない作業の連続です。(はぁ~?もったいぶってんじゃねーよ!怒)っと思われても仕方ありませんね。 現代では、生まれてから私たちが目にする、手にするモノのほとんどが「完成されたモノ」であり、
人によっては不完全なモノや未知のモノに触れることなく一生を終える事は可能です。
それくらい世の中には「どこかの誰かが作ったモノ」で溢れています。
整体の技術もきっと、「完成パッケージが有ってどこかに売っている」と思っても不思議ではないんだろうなぁ。
実際、完成パッケージとして売っているモノもあるので、そういうモノがあると認識されてても仕方ありません。 例えば、料理が上手な人に教わったからといって「すぐにあなたが料理上手」になれますか?
大工さんに教わったからといって「すぐにあなたが大工仕事をできるよう」になりますか?
これに共通する事は、「本人が練習するか否かで変わる」という事です。
どんなに上手な人に教わっても、本人が練習しなかったら上達はしないってことです。
才能の有る無しではありません。
もともと、人の指は目に見えない程の小さなホコリでも触れば判るほどに鋭い感覚があります。
別に僕が特別だなんて思ってもいません。
整体の世界に入った駆け出しの頃は毎日、休憩なしで13時間ぶっ通しで施術をし、
休みになれば車で2時間かけて整体の勉強会に行ってた時期もありました。
修業先での休みの日は勉強会、毎日その日の勤務後に師匠の体を借りて練習をさせて頂いてた時期もありました。
がんばりが認められ、管理者になるというお話を頂いた時も、施術に入る機会が減るのでお断りしていた時期もありました。
それほどまでに、「現場、施術」にこだわって、毎日飽きもせず、体について考え、触れてきたという過去があって今日の今があるのです。
だからこそ言えることがあって「近道や裏道、必殺技も裏技もないし、どれくらいやったら一人前になれるかなんて考えるだけ無駄だ」ということです。
「考える×体に触れる×時間」でしか技術は上達しません。
めちゃくちゃ考えて、
指紋がすり減る位練習して、
空いた時間全てを費やして、
そこまでした施術でお客様から「ありがとう」って言われたらめっちゃ嬉しいですよ。
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